高校教師、辞めました。

教育現場の裏側や問題点、とにかくいろいろなことを語ります。

「小テスト」のやり方を変えてみたら、生徒から高評価を得られました

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現在勤務している学校で、「小テスト」の実施方法を大きく変えてみました。

 

すると、生徒からは評判も良く、取り組み度合いも上々。

 

今回はそのあたりを簡単にまとめてみたいと思います。

 

 

 

 

よくある学校での小テストの実施方法

通常、学校でよくみられる小テストの実施方法は以下の通り。

  • 各単元ごとにテストを実施
  • テストに時間制限を設ける
  • 点数は成績に含める

このようなものです。

 

一つ目の「各単元ごとにテストを実施」は優れた方法なのですが、「時間制限を設ける」という方法は、生徒のレベルに応じて変えなければなりません。

 

素早く解ける生徒もいれば、時間がかかってなかなか解けない生徒もいる。

 

また、「点数を成績に含める」という方法もあまり望ましいものではありません。

 

テスト本来の目的である「学習成果を試す」ことにつながらないからです。

 

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小テストの実施方法を変えようと考えた理由

小テストを実施するにあたって、当たり前の方法や、これまでの方法を変えようと考えたのにはいくつか理由があります。 

 

  • 教科指導しているのは高校3年生 受験を控えていたり、受験を終えていたりする生徒など様々いる
  • 普段は一斉に説明することなく授業を行っているため、小テストで学習成果を試させる必要がある

 

こういったところで、私の授業方法や生徒の状況が特殊なので、小テストを実施するにあたって方法を変えてみようと考えたのです。

 

普段の授業も、問題解説や説明を一切行わないスタイルなので、小テストを実施して刺激を与えないと、生徒たちはだんだんとだらけてしまうのでは、と考えたのも一因です。

 

小テストの実施方法

ということで、実際にやってみた小テストの実施方法です。

 

  • 制限時間なし
  • 問題を解き終わった生徒から、解答を受け取り、自己採点
  • 点数は成績に含めない

 

こんな感じです。

 

「制限時間なし」と「終わった生徒から自己採点」という方法だと、早く解き終わった生徒はすぐに採点し、自分の学習に戻れるので効率的に時間を活用できます。

 

また、「点数は成績に含めない」ということで、心理的プレッシャーから解放され、安心して問題に取り組むこともできます。

 

「これじゃ、カンニングもアリじゃないか」 

 

そう思うかもしれません。しかし、「点数を成績に含めない」時点で、カンニングしようと、他の生徒に教えてもらおうと、それは全く関係ありません。

 

実際、カンニングしたり、他の生徒から教えてもらうことだって、立派な「学習」です。

 

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生徒からの評判

 

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「小テストの方法は今後、状況を見てやり方を変えていく」という前提です。

 

実際に生徒に「この小テストの方法はどう感じたか」聞いてみたところ、

 

「このやり方がいい。積極的に問題を解けるし、弱点がわかって勉強になる」 

 

という反応が。

 

確かに、普段あまり勉強に意識が向いていない生徒も、多少はこの小テストに意識が向いていることも確認できました。

 

素早く解けて、すぐに解答を手にして採点、受験に向けて勉強を再スタートする生徒もいる。

 

時間をかけてじっくり取り組み、最後まで頑張る生徒もいる。

 

そもそも、すべての生徒を同時にコントロールすることは、不可能です。

 

あくまで、この小テストの方法は私の担当しているクラスと生徒の状況を考えてのものなので、すべてが効果的ではありません。

 

要は、生徒の状況に合わせてテストの実施方法を変えてもいいのではないか、ということです。