高校教師、辞めました。

教育現場の裏側や問題点、とにかくいろいろなことを語ります。

学校のテストは本当に必要か?【結論→不要】

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こんにちは、masaです。

 

2学期の授業が始まり、担当する学校は「実力テスト」が実施されています。

早速私のもとには担当クラスのテストが届き、採点しなければなりません。

 

正直言って、まったくやる気が出ないんですよね(;´∀`)無駄作業すぎます。

 

家に持ち帰ってやらざるを得ないのですが、ブログを書きたいし、他のことに取組みたいし。

 

私生活の中に、仕事を持ち込みたくない。

 

しかも、テストを受けている生徒の「やる気のなさ」が見え見え。

 

私たち教員と生徒のお互いにとって、「消化試合」の様相を呈してきました。

 

今回はこの辺りを踏まえ、学校のテストの実態とこれからのテストの在り方について、私の意見を交えて記していきたいと思います。

 

 

 

 

テストの本来の目的

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テストを受ける本来の目的は、次の通り。

  • 勉強してきたことが自分の身になっているかを確かめる
  • ○○点取れたことではなく、「どこが自分の弱点なのか」を把握する
  • テスト結果から、今後の学習に生かす

以下、これを繰り返していく。テストはいわば、「学力向上の道具」です。

 

テストを受ける目的は「フィードバック」すること。いい点を取ることに価値があるわけではなく、

テストの結果から見えた普段の勉強の改善点

を探るために取り組むものなのです。

 

そして、改善点が見えたら次回のテストまでに普段の勉強で不足を補い、再度テストで勉強の成果を試す。

 

以下、これを繰り返していきます。こうすることが、学力向上のカギ。

 

学校のテストの実態

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ところが、学校のテストの現状はというと、以下の通りです。

  • 学期はじめに「宿題テスト」「実力テスト」と称して、テスト実施。こっそり成績に入れたり、推薦入試の資料にする
  • 中間・期末試験のテストの点数によって成績をつける

簡単に言えば、学校のテストは

成績をつけるための評価基準

でしかありません。

 

無論、学校のテストを受けた後に、生徒たちはその結果を「フィードバック」することもなく、「○○点しか取れなかった~」といった感じで、一喜一憂して終了です。

 

本当にもったいない。

 

これには、学校教育の制度そのものに問題があると思っています。

 

成績をつけるためのテストは、

  • 模擬試験
  • 入学試験

だけで十分です。学校生活の中に、成績をつけるためのテストは全くの不要。

 

これからの学校教育におけるテストの位置づけ

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ということで、これからの学校教育におけるテストの位置づけは、次のように変化していくべきだと考えています。

  • テストは生徒自身の「フィードバック」を目的としたものにする
  • 点数で生徒を評価し、「成績をつける」ためのテストにしない
  • テストを採点するのは、生徒自身
  • テストの頻度を上げる
  • 全員一律のテストではなく、一人ひとりのレベルと習熟度にあったテストにする

こんなところですかね。挙げればきりがないですが。

 

参考になる記事を載せておきます。

www.mathematica-teach.com

 

www.mathematica-teach.com

 

これらすべての点を実現することは難しいかもしれません。例えば、「一人ひとりのレベルと習熟度にあったテスト」を実施するためには、インターネットなどの技術が必要となるでしょう。

 

自宅のインターネット環境で、必要な学習単元をテストする、といったイメージですね。

 

また、「成績をつけることを目的としない」ことも重要なことだと思っていて、このままの学校教育の制度では、テストによってますます勉強嫌いが増えていく一方だと考えているからです。

 

 このままだとまずいですよ、日本の学校教育。