高校教師、辞めました。

教育現場の裏側や問題点、とにかくいろいろなことを語ります。

学力日本一の「秋田の村」の学校教育がすごい理由

こんにちは、masaです。

 

秋田の小さな村の子供たちが、日本一の学力を持つ秘密は何か?

このテーマで書かれた記事が、素晴らしかったのでご紹介します。

trilltrill.jp

 

秋田県東成瀬村は、人口がおよそ2500人で、コンビニは1軒のみ、塾は当然なく、書店もないといいます。

 

しかし、文部科学省の学力テストで日本一の学力を示したというから、驚きです。

 

 

 

「自学ノート」で子供が進んで学ぶ環境をつくる

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引用:https://trilltrill.jp/articles/1214564

成瀬村の小学校の学習の秘密が、「自学ノート」にあります。

 

「自学ノート」に取り組む際の特徴

  1. 得意科目、苦手科目どちらでも、子供が自分で「これを今日はやる」と決める
  2. 自宅で自主学習する時間をもつ
  3. 主導権は子供

こういったことを、小学校の教育で取り入れているそうです。すばらしい!

 

特に、宿題という形で課すのではなく、子供の自主性を重んじ、取り組ませている点が非常に優れています。

 

引用文:

とかく、子どもの学習というのは、親の口癖「勉強しなさい」を代表するように、大人からの押しつけがほとんどではないでしょうか? さらに「あれしなさい、これしなさい」とついついせかし、「なんでこれができないの」と責めてしまう。

対して、自学ノートは自主性を重んじます。主導権は子ども。他者からの押し付けではなく、自分で課題を決めて実行する。親や教師はあくまで、実行しようとする子どもを見守り、少しだけ後押しするに過ぎません。

教育する側が学習の本質をしっかりととらえ、教育に自主的な学習を導入していたからこそ、子供自身が自ら学び、日本一の学力へと育っていったのです。

 

 

 

学力を伸ばすには、親の協力も不可欠

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引用:https://trilltrill.jp/articles/1214564

「自学ノート」で子供が自主的に学習するには、親の協力も不可欠です。

 

親は、自学ノートで取り組んだことを、親は丁寧に褒めます。 

  •  子供の頑張りを褒める
  • 改善点があれば、どうすればできるようになるかアドバイスする

学校でよい教育がなされていたなら、家庭でも子供の学びを後押しするような環境を用意することが、自主学習をさらに後押しする要因となります。

 

www.mathematica-teach.com

 

子供の学力を伸ばすカギは、実は家庭での子供との接し方にかかっているようです。

 

 

学びの本質 点数を取ること以上に大切なこと

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自学ノートで測られるのは、「取り組んだ学習量」や「質」ではないようです。

  • 長い時間をかけて、子供が学ぶ力を育てる
  • 学びは楽しいと思えるようになる

このようなことが、自学ノートに取組む理由です。

 

学校の授業は、理解力の差が大きなゆがみをもたらすことがあります。カリキュラムに沿って、進めなければならない学校側の思惑と、理解力に差がある子供たちの状況が、どうしてもマッチングしない場面が訪れる。

 

しかし、勉強が苦手な子でも、自学ノートに取組んで、自分のペースで必要な勉強を決め、コントロールし、着実に理解を深めることができるようになれば、きっと学校の授業にも追いつけるようになるはず。

 

勉強には、個人個人の理解スピードや取り組みの特性がありますから、自学ノートのような取り組みは子供の自主性を高め、効率よく学力を伸ばす最適な方法であると言えます。

 

テストで点数を取ることではなく、子供自ら学びの価値を見出せることこそ、本当の学びであると言えるのです。